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須田さんのひとりごと

今年は、POG人気したダノンマスターズ、トールポピー、スパークキャンドルなど有力馬があまり勝てていない印象もあるが、まだまだ2歳戦は始まったばかり。今回は、秋以降にデビューを予定している人気どころを須田さんが調査報告してくれました。赤本片手にご覧あれ!

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第7回 ノースヒルズに隠れた素質馬を発見!?

今回は、秋デビュー以降の人気どころについてということで、思いつくままに挙げてみたい。

まずは、自分の上位指名馬からラヴファンタジスタ(牡、父ファルブラヴ、母アグネスミネルバ、栗東・橋口弘次郎厩舎)。早い時期に入厩しながら一頓挫あって放牧に出されていたが、仕切り直して9月には使えそう。血統的にも、待ったのが結果オーライということになるのではないだろうか。

一方、同厩舎・同じファルブラヴ産駒でもガイディングスター(牡、母クルーピアスター)の方は、社台ファームで調整を続けているが、なかなか絞れてこないようだ。動きそのものは良いようなのだが、こちらのデビューは比較的遅くなりそうだ。

赤本で平松さとし氏が2位で指名したサイレントハピネスの2005(牡、父シンボリクリスエス、厩舎未定)も絞れてこない部類。社台ファームの東主任は「けっこう絞れてきたよ」と言っていたのだが、山元トレセンに移ってから550キロ台に回復してしまったようである。ただ、もう15秒0-15秒0を切るところをやっているようなので、出てくるのは早いのではないだろうか。

合田直弘氏が浅野靖典氏を押しのけて1位で指名したビリーヴの2005(牡、父Kingmambo、厩舎未定)が8月23日に入厩するのは、netkeibaにも掲載されている通り。いまだにノースヒルズの一番馬の座は、しっかりキープしている。

ノースヒルズの穴馬では、美浦・小笠倫弘厩舎に入厩予定のAfleet Wouldの2005(牡、父Theatrical)を挙げたい。私が書くと厩舎の贔屓目で書いているように思われるだろうが、牧場での評価も高い。こちらも時期的には秋の1〜2開催目を予定。小笠厩舎ついでに、今年稀少な社台グループ生産のスペシャルウィーク産駒のオーシャンブリーズ(牝、母ブリージーキス)は、この原稿を書いている翌日(8月16日)の追い切り次第で下ろすレースが決まる。早ければ今開催の新潟の牝馬限定戦になるが、もっと乗った方がいいと判断されれば、デビューは2回札幌か4回中山になるだろう。

ベタ良血でぜひここで紹介したいと思っていても、目立った動きがない馬はネタもないのが悩みどころ。ローザブランカ(牝、父クロフネ、母ローズバド、栗東・橋口弘次郎厩舎)やヴェルザンディ(牝、父アグネスタキオン、母ウインドインハーヘア、栗東・池江泰郎厩舎)といったあたりがそれだが、ともに早来で1F13秒台まで乗っているようだし、9月、10月にお呼びがかかってそのままデビューというコースでいけそうだ。

安福良直氏が赤本で1位指名したオリーブガール(牝、父アグネスタキオン、母オリーブクラウン、栗東・松田国英厩舎)もじっくり調整組。兄ブラックオリーブも待ったのが好結果に繋がったし、社台の牝馬は、じっくり基礎体力をつけた方があとで無理がきくので、この調整は歓迎してよい。

社台ファーム勢では、栗山求氏が敢然と1位指名したダンスパートナーの2005(牡、父Kingmambo、厩舎未定)は、寝違えによる遅れからだいぶ追いついてきた。デビューは年明けになるかもしれないが、馬が良いだけに引き続き期待したい。

早い遅いで言えば、意外に早くから動けそうなのが社台ファームのダンスインザダーク産駒。ボーダレスワールド(牡、母レディオブチャド、美浦・加藤征弘厩舎)はもう函館に入るようだし、ブーケフレグランス(牝、母スカーレットブーケ、栗東・角居勝彦厩舎)も調教では動いているようだ。前者は確実に秋の早いうちに下ろしてくるはずである。

次回の公開は8月30日(木)の予定です

PROFILE

須田鷹雄
須田鷹雄
1970年東京都生まれ、東京大学経済学部卒業。大学在学中に別冊宝島「競馬ダントツ読本」でデビュー。以後、競馬雑誌の急増を受けて競馬ライターとしての活動をはじめる。平成6年、JR東日本に就職し、西船橋駅に配属。平成8年、JR東日本を退社し、本格的にライター業をスタートさせる。各種新聞・雑誌に寄稿するほか、テレビ・ラジオにも出演。POG(ペーパーオーナーゲーム)の達人としても知られ、監修を務める「POGの達人攻略ガイド」(光文社刊)は、POGユーザー必携の書といわれている。主な出演番組にクラシックパーク(グリーンチャンネル)、ドラマチック競馬(北海道文化放送)ほか。「競馬総合チャンネル」や「netkeiba.com」でもコラムを連載中。

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