須田さんのひとりごと
超高額の評判馬ダノンマスターズが新馬戦でいいところなく敗退。「牧場時代から子供っぽいところがあった」などの敗因も含め、その他の2歳馬の情報をノーザンファームの横手厩舎長に直撃した。藤沢和雄厩舎所属馬や、期待のウォーエンブレム産駒2騎など、目から鱗のPOG情報を入手!
第4回 ウォーエンブレム産駒の期待馬が始動!
ダノンマスターズ(牡、父シンボリクリスエス、母マストビーラヴド、美浦・藤沢和雄厩舎)がドカ負け(7着)した直後に書いております(笑)。
今回は今後出てくる2歳馬情報も盛り込んでほしいとのオーダー。ノーザンファームの横手厩舎長にダノンマスターズの回顧を聞きがてら、他の2歳馬についてもうかがってみた。
まずダノンマスターズだが、早来にいた頃からまだ子供っぽいところを見せていたとのこと。装鞍所から馬っ気出しっぱなしで敗戦という結果は、そんな気性からすると不思議ではないものだったのかもしれない。フィジカルよりはメンタルの問題なので、指名した方はあきらめずに声援を。
同じ横手さんのところにいて藤沢和雄厩舎という馬では、ヴェイルオブアヴァロンの2005(牡、父Pivotal、母ヴェイルオブアヴァロン)も話題だが、入れる順番・使う順番が決まっている藤沢和雄厩舎だけに、「次の次の次の次に入れる組」(←「次」の数は雰囲気で書いてあります)みたいな感じとのこと。秋イチくらいがメドになりそう。
それより早く入るのが同じ早来でも林厩舎にいるネオクラシックの2005(牡、父シンボリクリスエス、母ネオクラシック、美浦・藤沢和雄厩舎)。最近は写真でしか見ていないが、重厚な馬体で迫力がある。
横手厩舎出身で早そうなのというと、キューボート(牡、父クロフネ、母リドルミー、栗東・栗田博憲厩舎)が7/15にデビュー予定。今季好調のクロフネ産駒だけに注目。アイアングリーン(牡、父マーベラスサンデー、母ピールオブサンダー、栗東・橋口弘次郎厩舎)もそろそろで、こちらはPOG向きの橋口厩舎だけに期待が一層高まる。
クロフネといえば、シアトルサンセットの2005(牡、母シアトルサンセット)もさほど時間はかからない模様。藤沢和雄厩舎でクラブ馬というと敬遠されがちだが、今年は動き出しがいいようだ。
最後に、ウォーエンブレム産駒から2頭。クラブの高馬、キングスエンブレム(牡、母スカーレットレディ、栗東・石坂正厩舎)は以前より走りに集中できるようになり、身のこなしも柔らかくなったとのこと。慎重に進められているが、着実に良化している模様。
もう1頭はウォータクティクス(牡、母アドマイヤハッピー、栗東・池江泰寿厩舎)。ゲート試験だけということで函館に入れた(ちなみに一度落ちて2回目待ち)が、予想以上に良いということで、2回函館の芝1800mで使うプランも浮上しているようだ。ただ、ここはスパークキャンドル(牡、A.P. Indy×Serena's Song、美浦・藤沢和雄厩舎)とカチ合うので、札幌まで待つ可能性もある。逆にいうと、使ってくるならそれだけの手ごたえがあるということで、POGというより馬券で妙味がありそうだ。
次回の公開は7月19日(木)の予定です
PROFILE
- 須田鷹雄
- 1970年東京都生まれ、東京大学経済学部卒業。大学在学中に別冊宝島「競馬ダントツ読本」でデビュー。以後、競馬雑誌の急増を受けて競馬ライターとしての活動をはじめる。平成6年、JR東日本に就職し、西船橋駅に配属。平成8年、JR東日本を退社し、本格的にライター業をスタートさせる。各種新聞・雑誌に寄稿するほか、テレビ・ラジオにも出演。POG(ペーパーオーナーゲーム)の達人としても知られ、監修を務める「POGの達人攻略ガイド」(光文社刊)は、POGユーザー必携の書といわれている。主な出演番組にクラシックパーク(グリーンチャンネル)、ドラマチック競馬(北海道文化放送)ほか。「競馬総合チャンネル」や「netkeiba.com」でもコラムを連載中。
